建築時にこだわったポイントとして今回は,玄関まわりについて,紹介していきたいと思います。
玄関は引戸か開戸か?
当初設計では開戸にて設計を進めておりましたが,日常生活(荷物を持っての開閉動作)および将来的な面(体が不自由になった際の出入りを想定)を考慮すると引戸の形状にしたいとの思いがあり,玄関扉の形状は,引戸に決定しました。
実際、引戸にして大正解!内側からも、外側からも荷物を抱えたまま肘でガッっと開けられ静かに閉まります。扉自体に格子&網戸付きのサッシもついているので採風効果もアリで、使い勝手がよいです。
玄関のキーロックシステムは?
玄関のキーロックは、センサー式(車のキーみたいなイメージ)とカード式とWi-Fiに対応しているものが選択肢としてありましたが、当方は、センサー式を選びました。理由としては、両手にものを持ったままを基準にした際に、どちらがわずらわしく無いかを妄想し、決定致しました。こんな決め方なので、実際はと聞かれるとよくわからないところでありますが、実際に使用してみた感想としては、妄想通りで非常に満足しております。
玄関の採光について
玄関形状を開き戸から引戸に変更したことにより、当初玄関扉のサイドに採光窓が設置されていましたが、引戸にしたことにより閉塞しなくてはならない状況に・・・。ということで、サイドからの採光ができないので、採光窓の設置位置は、上部となりました。
玄関まわりに窓がなかったことによって、玄関や道路からこちらの人影が見えなくてほんとによかったです。
センサーライトや、フットライトをつけて、尚且つホールに明るめのライトを採用し、明るさを充分確保出来るようにしました。
また靴箱にも大きい鏡のついたものを採用し、広く明るくなるようにしました。
あと、引戸本体に採光・採風できるタイプのものがあったことから扉本体はこれを選択。
玄関手前階段の高さについて
玄関先にある階段についてですが、設計では、30cmの蹴上り高さで設計されておりましたが、階段部のコンクリート打設完了後に確認して見ると、少し高く感じたことから、これまた当方のコンディション(膝痛etc)を考慮し、階段部分を1段追加し、3段(1段辺り20cm)になるように変更しました。
最初からスロープにすることも検討しましたが、必要になったときに直そうと言うことで、階段にしました。
玄関位置 南向きor東向き
玄関位置については、家を建てる場所の立地条件に大きく左右されるところとなりますが、ハウスメーカ見学をした際に作成してもらった間取りでも、南向きと東向きと別れるような箇所でありましたが、当方の理想形が駐車場(東側)脇に玄関といった配置を考えていたところもあり、玄関位置は、東向と致しました。あたり前ですが、玄関位置が決まらないと全体の間取りの配置作業に入れないことからここは、理想形よりすんなり決まるところかもしれません。
今となっては、玄関を開くと東側からの朝日を浴びながら子ども達の登校を見守れるので、東側にしてよかったです。
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